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■ バスルートマップは北海道初のCUDに対応した地図です ■ バスルートマップ +CUD。新しいバスルートマップは、NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構(北海道CUDO)のアドバイスを受けながら、色彩の設定や使用する書体、情報の優先順位などを考え直し、地図としては北海道で初めてCUDに対応した製品になりました。

新しいバスルートマップ

カラーユニバーサルデザイン。

一般的な色覚の人はもちろん、多様な色覚をもつさまざまな人に配慮し、なるべくすべての情報が正確に伝わるように考えられたデザインを"カラーユニバーサルデザイン"(CUD)といいます。
札幌交通地図バスルートマップ(以下:バスルートマップ)は、NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構(北海道CUDO)のアドバイスを受けながら、色彩の設定や使用する書体、情報の優先順位などを考えて制作し、CUDマーク認証を受けた地図です。


色の感じ方は一様ではなく、遺伝子の違いや目の疾患などによって色の見え方が一般的な見え方と異なる人も存在します。その中で特に多いのが「色弱」で、日本人男性の20人に1人(5%)、女性の500人に1人(0.2%)が色弱であると考えられています、北海道には14万2千人、札幌市には4万6千人いるそうです。詳しくは北海道CUDOのホームページをご覧下さい。


右の画像は「一般的な見え方」の画像をシミュレーションツールを使用してD型(第2色盲)の見え方に近づくように加工したものであり、色弱者の見え方を完全に再現できているものではありません。


MUDの考え方をバス停名に採用。

バスルートマップは書体にUDフォントを採用しています。UD(ユニバーサルデザイン)フォントとは視認性、可読性に優れ、視力や環境に左右されることなく幅広い年齢の方に認識しやすいようにデザインされた書体で、バスルートマップには株式会社モリサワのUDフォントを使用しています。
※使用しているすべての文字がUDフォントなわけではありません。

路線色分け

5社、400の路線。

北海道中央バス(あか)、ジェイ・アール北海道バス(あお)、じょうてつバス(オレンジ)、夕鉄バス(むらさき)、ばんけいバス(みどり)の5社、約400の路線を会社ごとに色分けしています。
また、色弱の度合いにより設定した色が近似色として見えてしまう可能性を考慮して、路線を同系の濃淡2色で表現したり、バス停の形を変えるなどして路線の違いを明確にしました。
地下鉄・市電 路線図も。

バスルートイメージ
製品仕様
製品名
札幌交通地図 バスルートマップ

縮 尺

本図:1/32,000
定山渓周辺:1/42,000
中心部拡大図:1/15,000
ISBN
978-4-908576-02-7
出版年月
2016年7月 発行
本体サイズ
H950mm×W660mm
ケースサイズ
H195mm×W137mm×D6mm
価 格
定価 1,100円 (本体 1,000円)


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